主催: 日本文化人類学会
著者所属:ジュネーブ現代アジア研究所
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ベトナム南部、メコンデルタの農民が「現在」について語るとき、縦糸としての「過去」との比較と、横糸となる「他者」との比較が複雑にからみあっている。この発表では、カントー省の農民の事例をあげ、「過去」がいかに「他者」との比較の中に現れ、その結果としてどのように人々の「現在」の認識を形作っているのか、そして、「過去」がいかなる意味を持って個人の「現在」に生き続けているのかを考察する。
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