日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第42回研究大会
セッションID: I-16
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【分科会】 映像実践にもとづくフィールドワーク論の構築に向けて
一エソロジストの映像実践
生き生きとしたものたちを理解する試み
島田 将喜
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抄録
映像の利用は、Ethologyにとって基本的古典的な方法の一つである。発表者は、映像分析の手法を用いて野生霊長類の遊び行動、特に社会的遊びを研究している。ビデオカメラをフィールドに持ち込む研究者は、映像実践が要請する制限要因に大きく影響を受ける。「生き生きとした」ニホンザルのコドモの遊び行動を理解しようとするプロセスを例として、映像実践のフィールドワークに対する積極的な意味について検討する。
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