日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第45回研究大会
セッションID: B02
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11日午前の部 B会場
「ラオスの民族衣装」の成立と現在
グローバリゼーション下におけるナショナルアイデンティティと手工芸の役割をめぐって
伊藤 渚
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抄録
本発表では、ラオス人民民主共和国の首都ビエンチャンを中心に生産されている手織布と、主に手織布からつくられ、90年代以降に定着した「ラオスの民族衣装」をとりあげ、衣装と布が、「ラオス」という国家のイメージや、「ラオス人」としてのアイデンティティの形成にどのようにかかわっているのか、そこに手工芸がどのように関与しているのかを、ラオス人民民主共和国の経験した歴史と、政治・経済的状況を背景に考察する。
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