主催: 日本文化人類学会
国立民族学博物館 総合研究大学院大学
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アラスカ北西沿岸のイヌピアットは、ホッキョククジラ(クジラと略称)を捕獲している。本報告ではアラスカ州バロー村におけるクジラの解体後に捕鯨者が行なっている第1次分配について報告する。第1次分配では、捕獲に成功した捕鯨者の取り分は全体の約5パーセントであり、それ以外は彼らを助けた捕鯨者や村人、捕鯨祭に提供されるので、クジラの第1次分配は村全体のウェルビーングに貢献していると考えられる。
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