主催: 日本文化人類学会
筑波大学
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ネパール・バフン社会において、子育ては家族や共同体が積極的に関わって行われてきた。しかし、近年の子どもの健康・栄養等の啓発教育の下、育児の担い手として母親にその「役割」と「責任」が集中し、共同体の支える育児から母親による育児へと育児観が変容しつつある。母子保健政策を通して育児の主たる担い手として同定され責任を課された女性たちは、就労のために常に子どもの傍にいて育児ができない状況を憂うこととなった。
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