主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
東北大学
p. D04-
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本発表では、自然災害からの復興の意味を、災害の記憶の忘却とは捉えずに、むしろ災害の伝承を日常性のなかに組み込んだときと捉え、災害ミュージアムにおける災害以前の日常の伝承の重要性を検討する。事例として自然災害後に、災害伝承が年中行事に組み込まれていることを取り上げ、災害以前と災害時、復興による災害以後の日常性を展示し得たときこそが、被災地に立地する博物館そのものが復興したといえることを指摘する。
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