主催: 日本文化人類学会第50回研究大会
京都大学大学院人間・環境学研究科
p. F04-
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本報告の目的は、「先住民族」という概念が内包する政治性に鑑み、経験的な実地調査による民族誌的記述を行っている人類学者が、先住民族権利運動において果たしうる貢献の可能性を考察することにある。 特に、カナダのブリティッシュ・コロンビア州中央部に居住するチルコーティン(Tsilhqot’in)と呼ばれる先住民族集団が起こした土地権原を求める訴訟を事例に、その過程で人類学者が担った役割を主な考察の対象とする。
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