日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第52回研究大会
セッションID: F19
会議情報

分科会14 現代日本における「死」と 「看取り文化」を考える
「ホームカミング」のある施設での看取り
秋田県能代市の社会福祉法人二ツ井ふくし会の試みを事例として
*相澤 出
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
本報告では、秋田県能代市の旧二ツ井町域にある社会福祉法人二ツ井ふくし会が進める、生活の場での看取りを回復しようとする試みである「ホームカミング」を、看取りの文化の再構築という視点から検討するものである。死の医療化や施設化が顕著な地域のなかで、特養の看取りの推進、さらには特養か自宅かという二分法を乗り越えるような動きのあるケアの取り組みの意義を、法人職員からの聞き取りをもとに考察する。
著者関連情報
© 2018 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top