主催: 日本文化人類学会第53回研究大会
会議名: 日本文化人類学会第53回研究大会
開催地: 東北大学
開催日: 2019/06/01 - 2019/06/02
東京農工大学
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本発表では、マリリン・ストラザーンによるメラネシア研究の基調をなす「図と地の反転」という視座が、ローマン・ヤコブソンがパース記号論を取り込んで展開した詩的言語に関する洞察に類似することを指摘する。さらに、フィジーで行われる儀礼的発話を取り上げ、メラネシア的社会性の生成原理が、儀礼的発話が喚起する詩的効果として顕著に示される点を示唆し、メラネシア民族誌の存在論的転回へ「言語」という問題系の接続を試みる。
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