主催: 日本文化人類学会第53回研究大会
会議名: 日本文化人類学会第53回研究大会
開催地: 東北大学
開催日: 2019/06/01 - 2019/06/02
北九州市立大学
p. E1-
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本発表では、ハラール概念の整理を通して、本来多様な解釈と実践を許容するハラールを画一的な基準に基づき認定することがイスラーム史でも特異な動向であることを指摘する。東南アジアに始まる認証事業の展開を概説し、国際的な統一規格の不在や、監査基準の厳格化などの問題を指摘する。認証制度が普及する以前の日本でのムスリム対応を素描し、今日の食の安全志向との親和性を考察することで、認証制度の課題と可能性を考える。
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