日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第55回研究大会
会議情報

分科会3 記憶と慰霊を媒介にした社会の新しい形―東日本大震災10年目の被災地をめぐって―
被災した自然物をなぜ災害遺構ととらえるのか
被災者にとっての「生活遺構」
*坂口 奈央
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. A10-

詳細
抄録
本報告では、一般的には災害遺構として捉えられてこなかった、被災樹木や島などの自然物を、被災地域の住民たちが、生活の脈絡の中で息づいた「生活遺構」として意味づけていることを、明らかにする。自然物は、回復する力を備えていて、人びとは、かつての日常を想起させながら、自分の人生を新たに位置付けていく対象となる。
著者関連情報
© 2021 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top