日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第58回研究大会
会議情報

分科会SA(II)芸術の人類学を再考する
芸術実践と美術教育における陶冶
学びの諸制度と生きた探究のあいだ
*兼松 芽永
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. SA06-

詳細
抄録
明治から続く美術の専門教育と学校教育およびその実践の断絶状況は、2000年代以降、 美術館の教育普及やアートプロジェクト、臨床的芸術実践の拡充などを受けて大きく転換し、積極的に連携がはかられるようになった。本発表では、中越地域で美術制作、職人仕事、蒐集展示、教育研究など複数の実践のあいだを往還しながら探究を続ける人々に焦点を当て、学びや価値をめぐる諸制度と芸術実践のせめぎあいについて考察していく。
著者関連情報
前の記事 次の記事
feedback
Top