災害情報
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水害対応ヒヤリ・ハット事例の自動抽出に向けた事例報告の傾向についての分析
大原 美保新屋 孝文
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2023 年 21 巻 1 号 p. 59-67

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抄録

災害対応を円滑に行うには、過去の災害での教訓を学び、起こりうる困難をあらかじめ予測しておくことが重要である。水害対応ヒヤリ・ハット事例集は、地方自治体が刊行した過去での水害の災害対応検証報告書から、職員が「困る・焦る・戸惑う・迷う・悩む」などの状況に陥った事例を収集し、わかりやすく紹介したものである。近年、水害の激甚化・広域化に伴い、災害対応検証報告書数が大幅に増えており、いかにして最新の事例を効率的に収集し、事例集に反映させていくかが課題である。本研究では、テキストマイニング技術を活用した水害対応ヒヤリ・ハット事例の自動抽出に向けた基礎的検討として、災害対応検証報告書での事例報告の傾向を分析するとともに、事例の自動抽出を検討する上での留意点や課題を把握した。語彙をたよりに事例を抽出する場合には重複抽出のリスクが高いことがわかり、これらの考慮の必要性が示唆された。

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© 2023 日本災害情報学会
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