2007 年 5 巻 p. 58-66
近年の相次ぐ巨大地震や津波、水害、大規模事故の発生を受け、携帯電話などの身近な情報通信機器を防災に利用したいとの社会的要請が高まってきている。また、これらの機器を防災に関する情報の入手だけではなく、緊急時の安否確認に利用できないかとの意向も高まり、その試みも進んできている。そこで、筆者らは主に携帯電話をターゲットとした、安否確認機能を有する災害情報配信システム「LifeMail」を開発し、これまで3年に渡って運用を行ってきた。
本稿ではLifeMailシステムの開発と、これまでの運用の様子を述べる。