日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
インテリア材料から放出される毒性物がもたらすRC造住宅の収納物の被害と,そ れにもとづく収納空間のあり方
黒坂 五馬
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1991 年 1 巻 p. 39-43

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抄録

今日,建築材料の開発,発展により多くの建物が木造か ら様々の様式の建物に建てかえられつつある。しかし, こ れら開発された建材の中には内蔵物に悪影響を与えるもの があるので, RC造住宅の収納空間に関し,コンクリートか らの放出物による収納衣類の被害を実験により求め,他方, 実在の東京都23区内の430のRC造住宅の収納空間の構造を 調査し, これと対応させて被害の程度を診断し,その結果 コンクリート量/気積の値が大きい程,有害性が高く,狭 小な, しかも外壁に接し,柱,梁を含む収納部が一番危険 度が高いことが判明した。更に, これにもとづき今後の収 納空間のあり方を求めた。

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© 1991 日本インテリア学会
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