日本インテリア学会 論文報告集
Online ISSN : 2435-5542
Print ISSN : 1882-4471
高齢者の居住安定確保を目指した高齢者向け住宅の課題と必要な仕組みの整理
高齢者居住安定化モデル事業を事例として
廣瀬 雄一
著者情報
ジャーナル オープンアクセス

2015 年 25 巻 p. 37-44

詳細
抄録
高齢者本人が望む地域で最期まで住み続ける一つの選択肢として,サービス付き高齢者向け住宅は重要な役割を担っている。筆者はその役割を果たすには最低基準に加え事業主自ら,あるいは他事業者と連携し,要介護度の重度化に対応できるように,住まいとケアが一体的に整備されることが重要と仮説を示した。国交省が平成21年度に実施した高齢者居住安定化モデル事業に採択され,運営が始まっている高齢者専用賃貸住宅の事例を対象とし,事例分析から,これからの高齢者をとりまく課題の解決手法と看取りを含む重度化への対応として必要な要素を明らかにし,対象事例の比較分析を通して高齢者の居住安定確保を目指した高齢者向け住宅の課題と必要な仕組みについて仮説に基づく考察を以て検証,整理とした。
著者関連情報
© 2015 日本インテリア学会
前の記事 次の記事
feedback
Top