抄録
本研究は,高齢者の生活支援を建築空間から具体的に行うために,空間知能化を実現するインテリジェント・インフィルの実寸大モデルを構築し,特にコミュニケーションと健康をサポートする対話型のアプリケーションを開発した。高齢者30名を対象に,音声認識による対話型システムのユーザビリティやインテリジェント・インフィルの利用ニーズ等について調査した。結果,キャラクターを用いた対話型システムは高齢者に楽しさを与える可能性があること,健康サポートシステムの利用ニーズが高い傾向にあること,インテリジェント・インフィルは特に一人暮らしの高齢者に利用ニーズの可能性がある等の知見が得られた。