抄録
本研究は,水害避難に応じた子ども施設の建築計画的知見を得ることを目的とし,水害対策の取り組みや水害時の施設活用について明らかにしたものである。アンケートの結果,以下が明らかとなった。
・災害想定地域内外に関わらず,また避難所指定施設であるか否かに関わらず,子ども施設は水害に対して高い危機意識をもち,防災対策に力を入れている。
・避難所指定されている子ども施設の規模は400㎡ 以上であるケースが多い。
・避難所指定されていない施設であっても災害時,開放するケースがある。子ども施設が避難所として機能する上で,個別の事情に応じたハード・ソフトの準備や避難所指定の見直しが求められる。