日本音響学会誌
Online ISSN : 2432-2040
Print ISSN : 0369-4232
論文
音声を用いた感情認識のための学習話者の選択
秋山 大知石川 智希井本 桂右新妻 雅弘山西 良典山下 洋一
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2020 年 76 巻 10 号 p. 554-561

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抄録

本論文では,音声感情認識において話者間の音声表現の類似性を利用する話者選択を提案する。話者選択を適用することで,選択された話者のみで音声感情認識モデルを学習する。話者選択のための話者間の関係性を分析する手法として以下の2種類を提案する。(i)主成分分析によって表される各話者の発話の音響特徴を用いて表現された部分空間を用いる手法。(ii)各話者の発話の音響特徴により表現される平均ベクトルを用いる手法。音声感情認識のための話者選択の有効性についてサポートベクターマシンを用いて検証した。結果,話者選択なしの音声感情認識に比べてそれぞれ,手法(i)は8.7ポイント,(ii)は10.6ポイント改善されることを確認した。

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© 2020 一般社団法人 日本音響学会
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