2020 年 76 巻 11 号 p. 613-621
先端部に円柱型又は円錐型の前面板と称する部品を装着した2種類の堅牢ハイドロホンを開発した。前面板の裏面には圧電素子として水熱合成PZT多結晶膜を成膜してある。堅牢ハイドロホンの受波感度の周波数特性,音響キャビテーションを伴う高強度超音波音場における耐久性及び前面板形状の違いによる音響キャビテーションの挙動の変化について検討した。その結果,堅牢ハイドロホンは高強度超音波に100時間以上曝露しても受波感度が低下しない十分な堅牢性を有していることを確認できた。また,前面板の先端部正面の面積が小さいと音響キャビテーションによる影響を低減可能であることが示唆された。