抄録
テレワーク化の主対象はホワイトカラー職である。しかし「ホワイトカラー」の意味は曖昧である。この課題を解明するため、職務におけるミッションとアクションという情報処理的なモデルを提案する。ホワイトカラーの職務における意味内容を考慮せずに、形式的な行動にのみ注目し、その職務をアクションと、その量に分解する。すると「読み」、「書く」、「話す」、「聞く」、「考える」、の5つのアクションから構成される。そのアクションに対応するホワイトカラーの1980年と1999年の時間分析の比較を試みても、同様な傾向にある。テレワークを中心とするITによって、ホワイトカラーのあるべき姿は何らの影響を受けていない。