経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2014年秋季全国研究発表大会
セッションID: G1-1
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予稿原稿
Open311による日本におけるオープンガバメントの新しい展望について
*吉田 博一
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抄録

欧米で取り組まれているオープンガバメントは、透明性、住民参加、政府間及び官民の連携・協業の三原則で進められている。日本では、透明性にあたる行政データの民間開放(オープンデータ)のみに留まっているのが現状である。
米国等では、官民の連携・協業の取組みとして、非緊急時の行政への通報電話番号である311をインターネットで投稿できるようにするOpen311の取り組みが進んでいる。この取組みにより、住民自らがそのデータを活用するアプリケーションを開発・提供することが可能になった。千葉市や大阪市で行われた実験を分析し、日本における連携の可能性と今後の展望を考察する。

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© 2014 一般社団法人経営情報学会
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