経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2014年秋季全国研究発表大会
セッションID: A1-5
会議情報

予稿原稿
エージェントベース社会シミュレーションによる警備計画の評価方法の提案
*蜂谷 悠希高橋 真吾穴井 宏和大堀 耕太郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

限られたセキュリティ資源を最適に配分するランダム化された警備計画を導出するセキュリティゲームという分野があり,実務的に運用されている.警備計画の評価の方法として従来から数学的評価,Runtime Analysis等があるが,警備計画のパフォーマンスが敵の人間的な振る舞いに大きく依存することを考慮すると,十分な評価方法とは言えないことが指摘されている.本研究では、警備計画の評価手法としてAgent Based Social Simulationを提案する.限定的に認知した情報に基づきアタッカーが犯罪学に基づき行動するモデルを構築し、警備計画の評価についてアタッカーの成功/失敗例を分析する等の動的な分析を行う.

著者関連情報
© 2014 一般社団法人経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top