抄録
本報告では、企業内情報活用に影響する要因について、企業内情報活用の実態調査をもとに報告する。まず、その質問票調査の基礎となったモデルについて説明する。企業内情報活用の対象となるデータの現状を中心にする。ERPの導入などのシステム統合、マスターデータ等データ統合、データマネジメント(データの質の管理など)の現状、そして、業務部門のデータに対する満足度及び不満足な理由などについて報告する。その上で、情報活用を推進するリーダー及び専門部門の状況などから、日本企業においては情報活用を推進する仕組みに問題点があることなどを示唆する。