抄録
スマートフォン(スマホ)がPCを、2016年に稼働台数で上回ると予想され、スマホの重要性は増している。しかし世界のスマホ市場の順位は、サムスン、アップル、中国ファーウェイ、シャオミの順で日本は惨敗だ。この原因を解明するため、シャープと中国のスマホ開発の事例を、「モジュール化」への変化に着目して分析した。中国では、プロセッサメーカーやデザインハウスが、「リファレンス」や「設計図」を供給し、これを基に部品を調達し誰でもスマホが生産できるようになった。この早く安価に提供できる新しい戦略モデルを「オープン・推奨モジュラー」型アーキテクチャと名付けて提案する。日本は、この新モデルに対応するのは難しい。