経営情報学会 全国研究発表大会要旨集
2018年春季全国研究発表大会
セッションID: 2A-2-4
会議情報

予稿原稿
社会人のアクティブラーニングにおける「気づき」の要因とその効果
共分散構造分析と機械学習による実証研究
*松本 涼平柴 直樹河合 亜矢子大江 秋津
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
アクティブラーニングにおける「気づき」を意思決定につなげることは、教育効果のうえで重要な課題である。本研究は、社会人を対象にしたサプライチェーンマネジメントゲームで得られたアンケートデータを用いて、アクティブラーニングの教育効果生む要因を実証する。分析は、共分散構造分析(SEM)を用いて学習者の「気づき」を生むメカニズムを明らかにしたうえで、「気づき」がもたらす学習効果も明らかにする。さらに、「気づき」に影響を与える変数を用いて機械学習による分類を行い、その結果を検証する。「気づき」というあいまいだが、学習効果を生むためには欠かせない思考を実証し、分類を試みたことに理論的・実務的貢献がある。
著者関連情報
© 2018 一般社団法人経営情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top