スポーツ精神医学
Online ISSN : 2436-1135
Print ISSN : 1349-4929
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アスリートへのメンタルサポートにおける多職種による協働に向けて
田中 みほ待鳥 浩司
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ジャーナル オープンアクセス

2011 年 8 巻 p. 64-67

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抄録

わが国では現在、アスリートのメンタルサポートに関わる心理学的立場にはスポーツメンタルトレーニング指導士、認定スポーツカウンセラー、臨床心理士の3つがある。これらの各職種はそれぞれの専門性を有しつつも、相互に重複する領域があるがゆえに、協働することの苦労が重ねられてきた歴史があったように思われる。

本稿では、各職種の背景となっている理論を相互比較しつつ、国立スポーツ科学センターにおいて相互理解そして協働に向かおうとする歴史について概観し、一堂に会する事例検討会が定例化していった現状について報告した。異職種による協働を考える際、アスリートの課題やニーズによってサポート側が提供できるものが変わってくるという視点が重要で、個別のケースによって連携、あるいはバトンタッチしていく形が望ましいのではないかと思われる。アスリートの求めるものに我々が応えていくという基本的視座に立ち、多職種で相補的に関わっていけるよう、今後さらなる協働の形を模索していきたい。

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© 2011 日本スポーツ精神医学会
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