2006 年 22 巻 1 号 p. 7-12
わが国では年間2,000万トンに及ぶ生ごみが排出されている。その大部分が焼却あるいは埋め立て処分されている。しかし、最近では生ごみを農業資材としてリサイクルすることに大きな関心が集まっている。生ごみリサイクルといえば堆肥化が最も一般的な活用法であるが、処理に時間を要する、処理過程で悪臭を発するなどの問題点も多い。そこで、本研究では乾燥した生ごみに少量の尿素を添加混合して成型化した生ごみ肥料を開発した。この資材は既存の肥料代替資源となるばかりでなく、土壌から溶脱する硝酸イオンの軽減にも役立つ。