福井県立大学経済学部
上智大学経済学部
2008 年 1 巻 p. 72-75
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株式市場が上昇トレンドに転換した2002年4月から2006年1月までのTOPIXを用いて前場,昼休み,後場,取引時間外の収益率の差を検定する.時間帯の長さの違いを調整して厳密な比較を行った結果,上昇トレンドにもかかわらず,この期間の昼休み収益率は著しいマイナス値を示しており,後場と取引時間外よりも有意に低いことを統計学的に示す.原因として,行動経済学的な2つの代替的仮説を提示し,検討する.
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