日本気管食道科学会会報
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症例報告
気管支喘息を伴った心因性喘鳴の1例
平海 晴一北尻 真一郎廣瀬 知子
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2001 年 52 巻 4 号 p. 355-357

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抄録
吸気性喘鳴は重篤な上気道閉塞を示唆する。吸気性喘鳴の原因は大部分が器質的で,しばしば気管内挿管や気管切開を要する。心因性喘鳴は呼吸のサイクルを通じて声帯および仮声帯が閉鎖することによって生じる機能的疾患である。心因性喘鳴はしばしば気管支喘息や声帯麻痺と診断され,ステロイド投与や気管内挿管,気管切開を含めた不必要な治療が施行される。
われわれは18歳女性に生じた心因性喘鳴を報告する。彼女は気管支喘息発作に続いて強い吸気性喘鳴を生じた。
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