抄録
情報科学は、広いアプリケーションを持っている。それは基本的な医学の調査のための有益な分析手段を提供する。本論文では、最近開発したあたらしい方法論と、それを応用した例を示す。本方法は、直接的に細菌の分類学上の階層を同定するのに役に立つ微小塩基配列を探す方法論である。この方法では、ふたつの指標、Coincidence Ratio Inside Group (CRIG)、およびCoincidence Number Outside Group (CNOG)を導入する。ふたつの指標を用いて、微小塩基配列のプローブとしての有効性は特徴付けられる。この手法を用いると、多くの階層をなした構成物が系統的に分類される。最初の主要な結果として、2206のバクテリアの16SrRNAを用いた分類の結果を示す。