日本釀造協會雜誌
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毛糸染色法による混和酒の判定について
玉木 康文境 秀登田中 康原 昌道
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1959 年 54 巻 2 号 p. 122-118

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抄録

合成清酒と, 合成清酒を混和された清酒は, 氷酢酸を助色剤として毛糸を染色することが出来る。
合成清酒の混和率10%では, 略々染色を認められ, 20%以上では明瞭に染色を認められる。B反応, X反応と比較した場合毛糸染色が信しよう性が大である。
末尾ではあるが, 上野室長の適切な御助言と赤坂, 光武両鑑定官の御指導に対し, 深甚の謝意を表する。

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