東京農業大学醸造学科
1966 年 61 巻 3 号 p. 282-283
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1.合成清酒の香気を増強さぜる目的で, 清酒もろみの発酵ガスより捕集した香気液を市販合成清酒に1/1000, 1/1500の割合で添加し官能的に品質の変化を試験した。2.9人のパネルで採点した結果を統計的手法によって解析したところ, 香気液の添加による品質の向上が認められた。3.1/1000添加と1/1500添加の間には有意の差が認められなかった。4.これによると1本の清酒もろみより捕集した香気液は約22.5klの合成清酒の品質を向上させることができる。
釀造協會雜誌
日本醸造協会誌
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