日本醸造協会誌
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平成8年度における味噌・食酢の研究業績
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1997 年 92 巻 5 号 p. 326-362

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抄録

経済の低迷が続く1996年であったが, 味噌・食酢の研究業績においても同様で, 数多くの研究が行われてきたものの画期的な成果を得るには今一つというところであった。ただ, 基礎的な研究がじっくりと行われているのが伺われ, 力強さを感じる。味噌・食酢そのものに関するものより, これらに関連する分野の研究, 例えば, 前者では微生物酵素の遺伝子レベルでの検討や, 後者ではバクテリアセルロースにかかわる研究報告が多い。いずれこれらが応用面にもよき影響を与え, 味噌・食酢の発展に寄与するものと期待する。

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