筑波大学社会医学系
2001 年 96 巻 4 号 p. 210-220
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著者は飲酒様態と遺伝子型の違いについて永年にわたって研究され, アルコール飲料に対して強いか弱いかは遺伝的要素が大きく, 人種, 民族による差異も関連する遺伝子型から説明づけられることを明らかにしてこられた。また, 関連する遺伝子型の解析により, われわれの遠い祖先のルーツを探ることもできるという。さらに, 現代の都市型高度情報化社会における個人の行動パターンも遺伝的多型の面から解析する必要があり, これらの研究成果はアルコール依存症などに対する予防医学の確立にもつながると説かれる。
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