脈管学
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原著
大腿膝窩動脈領域においてステント閉塞後に外科的治療を要した症例の検討
渋谷 卓新谷 隆江戸川 誠司佐藤 尚司
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ジャーナル オープンアクセス

2012 年 52 巻 January 号 p. 19-23

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抄録
要 旨:大腿膝窩動脈領域に対して行われた血管内治療のうち,ステント留置後閉塞のため外科的治療を要した36例46病変についてretrospectiveに検討した。46病変のうち37病変(80.4%)が総大腿動脈,浅大腿動脈全長,膝窩動脈,F–Pバイパス末梢吻合部にステント留置されていた。一方9病変(19.6%)は総大腿動脈,膝窩動脈には関与せず浅大腿動脈に限局して留置されていた。ステント閉塞後の症状は,前者でより重症化し,より末梢へのバイパス術が必要であった。この結果より,総大腿動脈,膝窩動脈にはステント留置すべきではないと思われた。
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