国際医療福祉大学三田病院外科
2012 年 52 巻 January 号 p. 31-34
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
要 旨:術後血栓塞栓症の予防には医師個人および病院全体による取組みが重要であり,具体策を紹介する。1. 血栓を有する静脈瘤は早急に手術する。2. ストリッピング手術は腰椎麻酔から全身麻酔に変更して早期離床を図る。3. 全手術症例に血栓塞栓症専用の問診票を準備し,最適な予防法を決定する。4. 全手術症例の内服薬を入院前にチェックする。なお,ストリッピング手術前には抗凝固薬を休薬せず,脳梗塞の発症を予防している。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら