公益財団法人結核予防会新山手病院心臓血管外科
2012 年 52 巻 September 号 p. 317-320
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
要 旨:症例1は33歳,男性。右冠状動脈-左室瘻を認め,右冠状動脈は全長にわたり瘤化。左室拡大を伴う心不全があり,手術で瘻開口部の閉鎖と右冠状動脈の再建を行った。術後合併症なく独歩退院した。症例2は78歳,女性。右冠状動脈-冠状静脈洞瘻を認め,右冠状動脈は全長にわたり瘤化。1年後に心不全を発症し,手術を施行。瘻血管の結紮のみを行った。術後2年8カ月の現在も合併症なく経過している。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら