脈管学
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症例報告
慢性播種性血管内凝固症候群(DIC)に対するトロンボモジュリン製剤(rTM)の外来間欠投与の使用経験
数野 圭村田 聖一郎佐藤 博重浦田 雅弘
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ジャーナル オープンアクセス

2016 年 56 巻 3 号 p. 35-38

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抄録
83 歳男性。胸部ステントグラフト挿入術施行後,明らかなリークを認めないが慢性播種性血管内凝固症候群(DIC)の状態で,出血を繰り返していた。外来で遺伝子組み換えトロンボモジュリン(rTM)の間欠投与を開始。投与前のDIC スコアは9 点であるが速やかに改善し,投与後1 年経過,DIC スコアは6点前後を維持し,出血症状もない。外来でのrTM 投与は患者のQOL を損なうことなく有効な治療ができると考えた。
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