脈管学
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症例報告
急性腸管虚血を合併した上腸間膜動脈解離に対し,開腹下に上腸間膜動脈逆行性ステント挿入術を施行した2例
松下 昌裕森前 博文小山 明男玉井 宏明川井 陽平
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2018 年 58 巻 10 号 p. 201-204

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抄録

上腸間膜動脈(SMA)解離は,まれに腸管虚血のため血行再建が必要となる。SMA解離に対し,逆行性ステント挿入術を行った2例を経験した。開腹して露出したSMAから解離部に逆行性にステントを挿入し,1例はSMA解離部の内膜固定術を追加した。2例とも,腸管血流は回復し,術後経過は良好であった。バイパス術や経皮的ステント挿入術よりも,成功率が高い方法と考えられた。

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