脈管学
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58 巻, 10 号
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総説
原著
  • 佐戸川 弘之, 高瀬 信弥, 若松 大樹, 瀬戸 夕輝, 黒沢 博之, 山本 晃裕, 藤宮 剛, 石田 圭一, 横山 斉
    2018 年 58 巻 10 号 p. 195-199
    発行日: 2018/10/10
    公開日: 2018/10/10
    ジャーナル オープンアクセス

    大動脈解離を伴わない孤立性上腸間膜動脈解離(SMAD)の治療内容と遠隔成績について検討した。2005年から経験したSMAD例は30例で,腸管虚血が高度と診断した2例,瘤径拡大の1例に侵襲的治療を行った。他の27例では保存的に治療した。6~149(平均69)カ月の遠隔において,SMAD関連死,関連の血管合併症は認めなかった。SMADには,急性期に侵襲的治療が必要なる例が存在したが,大部分の例で保存的治療が可能であり,予後は良好であった。

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