脈管学
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症例報告
ステントグラフト施行半年後に発覚したエンドリークを認めない腹部大動脈十二指腸瘻の1例
渡辺 徹雄中野 善之中井 信吾外山 秀司小笠原 紀信
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 58 巻 8 号 p. 141-143

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抄録

ステントグラフト内挿術(EVAR)後の大動脈十二指腸瘻(ADF)は稀とされている。EVAR後エンドリークなく,瘤径縮小みられた中,EVAR 6カ月後に発覚したADFを経験した。大動脈遮断なしで瘤腔を開放し,十二指腸と瘤の瘻孔を切除,閉鎖後,腎動脈上遮断でステントグラフトを全抜去し,in-situで再建した。大動脈遮断なしで瘻孔の処置ができ,通常の一次性,二次性のADF手術のような突発的な消化管出血の懸念無く,安定した状態で手術施行できた。

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