名古屋第一赤十字病院血管外科
独立行政法人地域医療推進機構中京病院血管外科
2021 年 61 巻 6 号 p. 39-43
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79歳,女性。左臀部,大腿部痛のため受診し,CTで遺残坐骨動脈瘤と診断した。受診翌日に下肢痛が出現し,坐骨神経圧迫症状に加え塞栓症が悪化したと判断した。塞栓症に血栓吸引・溶解療法を,遺残坐骨動脈にステントグラフト(SG)留置術を施行した。下肢痛は消失したが,術後早期にSGは閉塞し軽度の間欠性跛行が生じた。遺残坐骨動脈に対するSG留置術の成績は確立しておらず,慎重に適応を考慮すべきである。
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