脈管学
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症例報告
原発性マクログロブリン血症に伴う寒冷凝集素症により手指壊死をきたした1例
古山 和憲池田 真浩
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ジャーナル オープンアクセス

2022 年 62 巻 7 号 p. 61-65

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抄録

症例は65歳男性。右第2–3指血流障害の精査加療のため当科紹介。DIP関節末梢で第2指はチアノーゼ,第3指は壊死しており,抗血小板・血管拡張治療を開始した。血液検査で寒冷凝集反応が強陽性であったことを契機に精査を進めた結果,IgM-κ型M蛋白が検出され,原発性マクログロブリン血症と診断した。原発性マクログロブリン血症に伴う寒冷凝集素症により手指壊死に至った稀な1例と考えられたため,文献的考察を踏まえて報告する。

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