横浜市立みなと赤十字病院心臓血管外科
横浜市立みなと赤十字病院循環器内科
2022 年 62 巻 7 号 p. 55-59
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89歳女性。心房細動に対しDOACを内服していた。B型急性大動脈解離および腹部大動脈瘤(40 mm)の診断で緊急入院しDOACは中止した。入院後8日目に腹部大動脈瘤内に新規の浮遊血栓を認めたが,高齢,フレイルのため保存的加療とし血栓は3カ月で消失した。腹部大動脈瘤内の浮遊血栓は高感度ドップラーを併用した腹部超音波で低エコーとAC signが混在している場合,保存的加療を選択しえると考えられた。
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