熊本大学病院心臓血管外科
2024 年 64 巻 6 号 p. 107-110
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症例は81歳男性。右大腿部の腫脹と疼痛で救急搬送された。CT検査で大腿深動脈に20 mmの動脈瘤と同部の破裂を認めた。手術は動脈瘤切除ならびに分岐再建を考慮したが,大腿深動脈の血管性状不良と浅大腿動脈以下の血管性状が良好であったため,大腿深動脈瘤切除のみ施行した。下肢虚血の合併症なく術後14日目に近医へ転院となった。大腿深動脈瘤は稀な疾患であり,単純結紮による瘤切除術を施行し良好な経過を経験した。
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