群馬大学総合外科学講座循環器外科
群馬大学医学部附属病院病理部・病理診断科
2025 年 65 巻 9 号 p. 99-103
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症例は67歳女性。右足背部の拍動性腫瘤を認め足背動脈瘤と診断し手術を施行した。術中に瘤末梢の逆行性血流を確認し,結紮・瘤切除のみ施行した。病理所見は内弾性板・中膜の欠損を認めたが外膜は保たれており真性動脈瘤と診断した。足背動脈真性動脈瘤は比較的稀な疾患で,術式は結紮・瘤切除が最も多く,術中血流評価や虚血リスクを踏まえ血行再建の要否が判断される。本症例も術中所見を踏まえた治療法で良好な結果が得られた。
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