JA北海道厚生連札幌厚生病院心臓血管外科
2025 年 65 巻 9 号 p. 105-109
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症例は57歳女性。十二指腸腫瘍に対する術前造影CTにて最大短径42 mmの左外腸骨静脈venous aneurysm(以下,VA)を認め当科に紹介となった。VAは紡錘状で壁在血栓を認めず,有症状の十二指腸腫瘍切除術を先行させ,後日当科で瘤切除と血行再建を施行した。病理組織診断ではprimary VAと考えられた。腸骨静脈領域のprimary VAは稀であるが,破裂や血栓塞栓症を発症する可能性を認識して治療にあたる必要がある。
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