電気関係学会九州支部連合大会講演論文集
平成21年度電気関係学会九州支部連合大会(第62回連合大会)講演論文集
セッションID: 01-2A-10
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透過率の異なるフィルムと焦電センサを用いた人物方向推定法の提案
有吉 真穂井上 剛志北園 優希中島 翔太宮内 真人芹川 聖一
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キーワード: 計測
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抄録

現在、人物の方向の推定には、サーモパイル、カメラ、焦電センサ等を用いた方法があり、そのうち、焦電センサを用いた方法が最も安価である。その方法としては、センサを複数個用いる方法と、センサを機械的に動かす方法がある。しかし、前者ではセンサの個数分の方向しか検出できず、また後者では、センサの個数は減らせるものの耐久性に欠ける。そこで、透過率の異なるフィルムと焦電センサを用いた人物方向推定法を提案する。本手法では、2つの焦電センサのレンズにそれぞれ透過率の異なる複数のフィルムを貼付する。2つのセンサの出力を比較することで、人物の位置を3方向以上推定できる。これは、安価で耐久性に優れた方法である。

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© 2009 電気関係学会九州支部連合大会委員会
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