抄録
近い将来に普及が見込まれるディジタルシネマの画像は約4,000×2,000の画素を有しており,符号化にJPEG2000を採用している.JPEG2000には多くの利点があるが,計算負荷が大きいため,実時間での処理は困難である. 一方,映像処理を行うGPUを汎用的な並列処理に適用するGPGPU(General Purpose GPU)が盛んに研究されており,処理によってはCPUに比べ100倍以上の高速化を実現したとの報告もある.本研究では実時間でのディジタルシネマに向けて,GPGPUによるJPEG2000の高速化について検討する.